第1回 独立開業の心構え

「独立開業の心得」についてですが、わたしは起業には次の3つが大事だと思います。

1つ目は情熱です。どの社長も同じことを言うなーと思われるかもしれませんが「なぜ起業したいのか」という情熱が非常に重要だと感じます。なぜならその情熱がピンチの時に諦めない力になるからです。お金持ちになりたい、女性にモテたいとかどんな情熱でも良いと思います。わたしの起業時の情熱は「10年以内に東海地区で一番の社労士事務所を作り目立つ」でした。わたしはできた人間ではないので起業時から「世のため、人のため」なんて考えられませんでした。ただ、「10年以内に東海地区で一番の社労士事務所を作り目立ちたい」という情熱は誰にも負けないので、起業してちょっとやそっとのことではモチベーションが下がるようなことはありませんでした。

2つ目は計画です。ある方から起業をしたらまず経営計画を作ったほうが良いと言われました。わたしはそういうものかと思い起業する前に5か年計画を作るセミナーに申し込みました。実際に経営計画を立ててみると東海地区で一番どころか開業した地の岐阜県多治見市で一番になることも相当難しいことが分かりました。それでも3年で岐阜県多治見市で一番になるという無謀な目標を立てて事業をスタートさせました。

起業前に経営計画を立てたことは本当に良かったと思います。計画を作ることでどのタイミングで売上がいくら必要か分かり、起業する前にどのように売上を上げるか事前に考えておくことができます。おかげでサラリーマンを辞めて次の日に起業しましたがスタートダッシュが切れました。

起業後に聞いたのですがほとんどの経営者は経営計画も作らず起業するそうです。経営計画も立てずに起業するなど考えられません。

3つ目は覚悟です。

わたしは子供が生まれた直後にサラリーマンを辞めて起業しました。「サラリーマンを辞めて起業をする」と言うと大抵の場合、いろんな人が「大変だから辞めろ」と言ってきます。そこで大事なのは覚悟です。誰に何と言われようと自分は何がなんでも起業するのだと言えなければ周囲の雑音をかき消すのが大変です。また覚悟さえあれば家族を食べさせるくらいは難しくありません。わたしは起業してダメな人の大半はビジネスモデルとか仕事のセンス以前に覚悟がないからだと思っています。

「情熱」「計画」「覚悟」、これがわたしの考える起業の心得です。これから起業する皆さんの参考になれば幸いです。

久野勝也

masaya hisano

社会保険労務士法人とうかい 代表

プロフィール

大学卒業後、大手百貨店に入社。入社当時は本気で社長を志す。外商という富裕層向けの営業を担当し、知り合った経営者の役に立ちたいと考え起業を決意。2011年社会保険労務士事務所を開業。
お客様の人事労務の困りごとは何でも解決するというポリシーのもと、とうかい逆求人(新卒採用)、さいてき、ネットの履歴書などの新サービスを次々に展開している。
2019年(令和元年)5月1日より名古屋駅前に移転。顧問先300社以上に対して、労務支援を行っている。

社会保険労務士法人とうかい https://www.tokai-sr.jp/
【名古屋本社】愛知県名古屋市西区牛島町5-2 名駅TKビル5F
【多治見事務所】岐阜県多治見市太平町6丁目19番地 SMCビル2F

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