資金の準備 自己資金と借入

前回の独立開業の心構えで書きましたが「すべての財産を事業につぎ込む」覚悟が必要です。それと同時に独立開業の準備段階で自己資金を貯金する必要があります。私はこの自己資金をいくら貯めているかで独立開業の覚悟を測定できると思っています。かと言って全額自己資金が良いかというと一概にそうとも言い切れません。借入をすればいつか必ず返済しなければならないので事業に緊張感が生まれます。だから、私は独立開業に際して適度な借入をすることは良いことだと思っています。

 さて、独立開業の資金の準備として①いくらぐらい準備して、②自己資金はいくら必要で、③借入をいくらするのかを具体的に決めなければなりません。これは一律に決めることは出来ないです。ケースバイケースですが、下記のような方法で計算してみると良いでしょう。

 ①いくらの資金を準備するか? 

  (設備投資金額+6か月分必要経費+α)の運転資金を準備しましょう。

  設備投資金額=建物内装・機械設備・器具備品・車両・敷金礼金など

  必要経費=人件費・家賃・水道光熱費・広告宣伝費・消耗品費・旅費交通費など

 ②自己資金はいくら必要か?

  最低でも①の20%は準備したいものです。

  この必要自己資金を1カ月に貯金できる金額で割れば、独立開業するまでの期間が分かります。

 ③借入をいくらするのか?

  最大でも①の80%が限度です。しかし、全く面識がない銀行へ行って借入を申し込んでも門前払いされるでしょう。自分の知り合いの人に銀行を紹介してもらいましょう。

 ところで①の資金の準備金額は多ければ多い程良いです。私も経験しましたが独立開業して準備した資金が徐々に減っていくことは想像を絶する恐怖です。夜も寝られなくなってしまいます。しかし、この恐怖があるので売上をもっと早く増やさなければならないと一生懸命頑張るのです。

<今回のブログのまとめ>

資金の準備 5か条

  1. 設備投資額+6ヵ月の必要経費を算出しましょう
  2. 必要な自己資金を計算しましょう
  3. 自己資金を貯金するための期間を計算しましょう
  4. 必要な借入金を計算しましょう
  5. 銀行と交渉してみましょう

曽根康正

<SMCグループ>
㈱SMCホールディングス SMC税理士法人
㈱会計ファクトリー ㈱SMC総研  ㈲セリアン
役員6名 60名(税理士11名、公認会計士1名、
中小企業診断士1名)

SMCグループ代表

プロフィール

昭和34年6月8日生まれ
昭和57年3月  慶應義塾大学卒業
昭和63年12月 監査法人トーマツ退社成
平元年1月  曽根公認会計士事務所開業
平成19年4月  SMC税理士法人設立
平成26年1月  SMCグループをホールディングス化
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〒450-0002 名古屋市中村区名駅南4-5-27 大一名駅ビル5F
       TEL 052-446-5626 FAX 0572-22-0694
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〒104-0032 東京都中央区八丁堀2-8-2 八丁堀共同ビル502
       TEL 03-6280-3031 FAX 0572-22-0694
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〒507-0041 多治見市太平町6丁目19番地SMCビル1F
       TEL 0572-22-0626 FAX 0572-22-0694
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